『大崎事件と私』読み始めました


自粛期間ラスト&GW初日は、鴨志田先生の著書『大崎事件と私』を読んでます。

皆さん、「一気に読んだ」と仰っていますが、
私はいちいち立ち止まってしまい、
なかなか読み進められません…笑
やっと第3次再審請求が開始決定したところです。

『大崎事件』は私が生まれて間もない頃発生した事件です。
すでに40年以上経過しています。
この事件で冤罪を訴えている原口アヤコさんは、
10年の服役を経て、94歳となった今も闘っています。
私の事件が起きた11年前の2010年頃にやっと第2次再審請求の開始されました。
その2年後くらいかな。
八田アニキのおかげで鴨志田先生とFB友達になれたのです。
その頃鴨志田先生は弁護団事務局長として奔走されていて、
この著書に書かれていることを何となくFBで見聞きしていたので、
それぞれのエピソードで自分が感じた思いを思い出しています。
刑事事件に関わると、『記憶の掘り起こし』
という作業に否が応でも向き合わないといけません。
その作業が身に染みてます…笑
奇しくも、あの頃とは随分違いますが、軟禁生活を味わったしね。
冤罪を始めコロナ禍や人種差別を含めた各種差別、世の中の理不尽な出来事、
当事者意識を持たないと根本解決には至らないと思います。
それが自己満足でも。

これからの章は多分読むのも辛いと思うけど、
ちゃんと自分なりに噛み砕いていかないとね。
読み終わったらAmazonにレビュー書きましょう!
皆さまもぜひご一読を!
冤罪は自分や自分の大事な人達に
いつでも降りかかってくるものなのです。